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小川修平さん
いくつかの茶道教室を訪ね歩いている中で、宗道先生と出会いました。その瞬間、「この先生に学びたい」と強く感じ、先生のもとで茶道を始めることを決めました。
稽古を通じて感じるのは、茶道が単なる作法の習得ではなく、人としての在り方を改めて教えてくれる場であるということです。挨拶や礼儀、相手を思いやる心といった、日常生活では当たり前のはずのことを、改めて深く学び直す機会になっています。
また、先生や社中の皆さんとの稽古を通じて、学び続ける姿勢の大切さを実感しています。茶道は一生稽古し続けるものだと考えるようになりました。常に新しい発見があり、学ぶほどに奥深さを感じます。
仕事が忙しくなっても、夜の部があるおかげで無理なく稽古を続けられることに感謝しています。この恵まれた環境を大切にしながら、引き続き茶道の学びを深めていきたいと思っています。これからも精進を重ね、一歩ずつ前進していきたいです。 -
高桐美智子さん
「どうぞ」「ありがとう」素敵な言葉ですね。先生方からはお点前の順序だけではなく、日常生活での優しい心・思いやるということを知らずのうちに教えていただきました。
酒井宗咲先生を囲んで初級者から教授者まで10名程が席を共にしております。
「知らないを学ぶ」「たえず初心に返る」互いに切磋琢磨し、助け合いながら楽しく励んでいます。 -
谷沙織さん
私は19歳の時、お茶の精神世界に憧れて入門しました。
まだまだ茶道のお稽古を始めて間もない初心者ですが、お手前の稽古や、客の振る舞い、水屋での仕事を学ぶ事やお稽古の昼時には皆様と御食事を頂いて談笑する時間が楽しくて仕方がありません。
北野先生はお稽古時に日本史に関連するようなお話や心に訴えかけるようなご講話をなさいます。私はその都度、自身の未熟さを痛感しております。
先生の御言葉を胸に日々の行動を変えていくと見える世界が変わってきました。非日常な世界は日常生活にも密接に関わってくるという点に茶道の面白さを実感しております。また、以前にも増して自然や歴史に興味を示すようになり、人の温かさを感じることが出来るようになりました。
素晴らしい先生や社中の皆様と出会えたことに誠に感謝しております。今後も一層心力を高め、精進していきたいと思っております。 -
長谷川浩さん
「道」の世界への漠然とした憧れと、日本の歴史や工芸品が好きというだけで入門しました。
最初はお点前の順番を覚えることがお茶だと思い込み、それはそれで楽しんでいましたが、北野先生の深いご造詣に基づく講話や茶道論をお聞きするうち、すっかり茶道に魅了され、千利休以来の本物の茶道を学べ、目指せることの幸せを痛感している毎日です。
日本の文化や習慣、思想、価値観から、工芸、料理に至るまで、茶道は私たちの身の回りの物事に大きな影響を及ぼしています。日本人として生まれ、この国で暮らしていく中で、日本の伝統や文化を知るためには、やはり茶道を学ぶことが一番と確信しております。
そして、北野先生のお稽古場には、それを学ぶことのできる素晴らしい先生と、互いに支え合い、励ましあえるお仲間がおられます。
茶道は奥深く、まだまだ入り口に立った程度かもしれませんが、そんな幸せを噛みしめながら、これからも精進していきたいと思っております。 -
百石佳名さん
私は初めて茶道のお稽古に通い始めてまだ数年しかたっていない初心者ですがお稽古の日が楽しみで仕方ありません。今では、ようやく一人で着物を着ることができるようになり、着物でお稽古に行くのも楽しみのひとつです。
お稽古場では、先生のご講話を聞きます。そして普段忘れてしまいがちな落ち着いた気持ちを取り戻すことができ、同時に心を浄化することができます。稽古場の雰囲気は、和やかで笑いの絶えないときもあれば時に厳しく、ぴんと張り詰めた空気が漂うこともあり、そのたびに私は背筋がまっすぐにもう一度自分自身を見直そうといつも思います。お点前の稽古はもちろん、水屋の仕事や、客の振る舞いもお稽古させていただき、先生、先輩方の姿を見て少しでも近づきたいと思う今日この頃です。
ほんとうにお稽古がたのしいです。これからもこつこつと精進していきたいです。